筑波経済月報2018年 7月号

CONTENTS

  • 表紙写真
     ミュージアムパーク茨城県自然博物館
  • 企業探訪
     ヤマダイ株式会社

    • 代表取締役社長 大久保 慶一 氏
    • 八千代町に本社を構えるヤマダイ株式会社は、「ニュータッチ」をはじめ、「手緒里めん」「凄麺」シリーズなどを生み出した日本を代表する即席麺メーカーとして知られています。先見性と独創性、チャレンジ精神を携え、絶えず設備投資を行い、世界で唯一の価値を創造し続ける同社の取り組みを取材しました。
  • 外部研究員寄稿
     多様な民活手法をデザインする

    • 株式会社 日本経済研究所 執行役員 調査本部長 兼 社会インフラ本部長 宮地 義之 氏
    • 公共事業や公共サービスの提供に民間活力の導入が進められる中で、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(平成十一年法律第百十七号)」いわゆるPFI法が施行されて、来年で20年が経過する。本稿ではそんな節目を前に、今後のさらなる民活の可能性、特にまだ実績の少ない地方の中小都市での民活促進について考える。
  • 支店長のわがまち紹介-美浦村-
  • わがまちが生んだ偉人 糸賀 喜一
     歴史ジャーナリスト 冨山 章一 氏
  • 筑波ふれあい倶楽部会員紹介コーナー 会員ひろば
  • 研究員レポート1
     レベニューマネジメント(収益管理)について
     ― 数理によるビジネス課題への挑戦 ―

    • 本稿では、オーバーブッキンッグを含むレベニューマネジメントという経営手法の基本原理を解説する。なお、現在のレベニューマネジメントは、例えばホテルを見ると、本稿で示す宿泊予約にとどまらず、レストラン、会議場、宴会場等、ホテルが保有する全施設の能力を活用して収益を増やす手段として、トータル・レベニューマネジメントが展開されている。
  • 研究員レポート2
     「シビックプライド」とまちづくり
     ~“科学のまち”つくばの取り組み~

    • 「まちづくり」という言葉が生まれてから半世紀以上が経過した。この間、「まちづくり」の概念や活動は多様に変化し続け、今日ではあらゆる場面で使われるようになった。そうした中、近年「シビックプライド」という概念に対する関心が高まりつつある。本稿では、シビックプライドの概念とまちづくりの関係に触れた後、つくば市を取り上げ、シビックプライドの醸成という観点から考察を加え、今後のまちづくりについて展望を述べるものとする。
  • 研究のまち・つくばから「インフォメーション」
     光物性基礎研究の一潮流へ

    • 東京農工大学 名誉教授 谷 俊朗 氏
  • 5分で学ぶ 経営法律知識
    税務:「事業承継税制における『特例承継計画』とは?」

    • 平成30年度税制改正において事業承継税制が拡充され、一定の要件の下で、事業承継に伴う相続税や贈与税の負担がゼロとなります。これを受けて、中小企業庁では、適用の要件である「特例承継計画」の記載マニュアル等を公表しましたので、概要をお知らせします。

    労務:「受動喫煙防止対策助成金について」

    • 受動喫煙防止対策助成金は、職場における受動喫煙防止対策を講じた事業主に対して、対策に掛かった費用の一部を支援する助成金です。職場の受動喫煙防止対策は事業者の努力義務となっていますので、事業場の現状を把握し、効果的な対策を実施するよう努めて下さい。
  • 経済トピックス経済情報ピックアップ
  • 茨城県経済の現況
    茨城県の基調判断全体…
    景気は、緩やかに持ち直している。
    先行きは、引続き緩やかに持ち直していく。
                 企業等の景況感は「悪化」超幅がやや拡大している。
                 製造業は「好転」超が続いている。
    個人消費…………………
    全体としては一進一退で推移している。
    住宅投資…………………
    減少傾向にある。
    設備投資…………………
    非製造業を中心に前年を下回っている。
    公共投資…………………
    下げ止まりつつある。
    雇用・所得情勢…………
    着実に改善している。
    企業の生産活動…………
    増加傾向にある。


  • 茨城県の主要経済指標
  • 筑波銀行インフォメーション  『働き方改革』セミナー ~働き方改革と関連助成金について~
  • 筑波総研インフォメーション  福利厚生代行サービスのご案内 『えらべる倶楽部』
  • 筑波大学芸術専門学群 2017年度卒業制作
     青のしぶきに包まれて
    • 齋藤 敬