筑波経済月報2017年 1月号
CONTENTS
- 表紙写真
鹿島灘海浜公園から見る日の出 - 新春特別企画
2017年の日本経済展望と政策課題
~アベノミクスのこれまでの成果と今求められていること- 2017年のわが国の経済は、明るい動きがさらに拡がるものの、引続き力強さには欠けると考えます。本稿では、2017年の日本経済における、景気の現状、先行き展望、アベノミクスのこれまでの評価、今後の政策課題を整理します。
- 企業探訪
株式会社 鶴月・社中- 代表取締役 肝付 兼久 氏
- 牛久市に本社を置く株式会社鶴月・社中は、スノーボード、サーフボードなどの横乗り系グッズの販売から、オフシーズンに利用できるジャンプスキー場、無料スクールなどの運営を行っています。代表取締役である肝付氏は、北海道トマムのスキー場で働いたことをきっかけに、数々の大会で入賞し、プロのスノーボード選手として活躍しました。その後、同社の原点となる小さなショップを始め、現在まで事業を拡大してきました。平成28年には初心者からオリンピック選手まで、通年でジャンプの練習ができる施設「Flyhillつくばみらいジャンプスキー場」を開設し、子どもたちにスポーツの楽しさを教える取り組みなどを行っています。
- 外部研究員寄稿
日本企業の新形態- 株式会社 日本経済研究所 常務執行役員 地域本部 上席研究主幹 佐藤 淳 氏
- 良いものを安く提供するビジネスモデルに固執してきた日本企業はかつての勢いがないが、高付加価値化や、より効率的な方法など、多様化を進めることによって再び世界に伍していくだろう。
- 支店長のわがまち紹介-利根町-
- 筑波ふれあい倶楽部会員紹介コーナー 会員ひろば
- 科学の街「つくば」から サイエンス・インフォメーション (協力:つくば市OB人材活動支援デスク)
がんと遺伝について- 独立行政法人国立病院機構・霞ヶ浦医療センター
- 産婦人科医師(家族性腫瘍相談外来担当)
- 市川 喜仁 氏
- もしもし何でも相談コーナー
財務:基礎からの損益分岐点(3)- 前号では、導出した損益分岐点売上高を経営上の意思決定に役立たせるための活用について概説しました。本号では、さらに経営分析や経営戦略への活用について解説します。
労務:「育児・介護休業法改正」について
- 平成28年3月に育児・介護休業法、男女雇用機会均等法が改正され、平成29年1月より施行されることになりました。本稿では、その改正点について解説します。
- 経済トピックス・経済情報ピックアップ
- 茨城県経済の現況
- 茨城県の基調判断全体…
- 景気は、一部に弱い動きが続いているが、緩やかに持ち直している。
先行きは、緩やかに持ち直していく。
企業等の景況感は製造業、非製造業ともに「悪化」超幅が縮小している。 - 企業の生産活動…………
- 下げ止まっている。
- 設備投資…………………
- 前年をやや上回っている。
- 公共投資…………………
- このところ持ち直しに一服感がみられる。
- 個人消費…………………
- 一部で弱い動きがみられるものの、全体としては持ち直しつつある。
- 住宅投資…………………
- 持ち直している。
- 雇用・所得情勢…………
- 持ち直し傾向にある。
- 茨城県の主要経済指標
- 筑波銀行インフォメーション 筑波ふれあい倶楽部のサービスのご紹介
- 筑波総研インフォメーション 筑波ふれあい倶楽部 第4期 次世代経営塾 入塾のご案内