筑波経済月報2017年 4月号

CONTENTS

  • 表紙写真
     桜川の山桜
  • 企業探訪
     有限会社 つくばチョウザメ産業

    • 取締役会長 酒井 幸宏 氏
    • つくば市に本社を置く有限会社つくばチョウザメ産業は、平成22年に創業し、今年で7年目を迎えます。同社の酒井会長は、つくば市内で老舗パン店を営むかたわら、信頼する仲間とともにチョウザメの養殖事業を展開し、フィッシュミートやキャビアを製造・販売しています。同社の事業は、休耕地などを利用してチョウザメを養殖し、農家の現金収入の安定化を図るとともに、つくば地域の新たな特産品の創出と地域特有の新しい食文化を創造することを目的としています。
  • 外部研究員寄稿
     アメリカの米農業

    • 株式会社 日本経済研究所 常務執行役員 地域本部 上席研究主幹 佐藤 淳 氏
    • アメリカの米農業はその規模だけが注目されるが、それよりも近年のICT利用は驚きである。我が国の多様な気候や複雑な地形を活かすにはICTが有効であるが、取組は遅れている。彼我の差がこれ以上開かないために対策は急務とみられる。
  • 支店長のわがまち紹介-柏市-
  • 筑波ふれあい倶楽部会員紹介コーナー 会員ひろば
  • 研究員レポート
     待ち時間の心理とサービスシステム
  • 科学の街「つくば」から サイエンス・インフォメーション (協力:つくば市OB人材活動支援デスク)
     臨床人間学―自分の生・老・病・死を考える

    • 筑波大学名誉教授
    • 庄司 進一 氏
  • もしもし何でも相談コーナー
    税務:会社役員賠償責任保険(D&O保険)の税務

    • 近年、不適切な会計処理、大規模な事故、個人情報の漏洩や長時間労働などに起因して、会社の取締役や監査役が株主や第三者から高額な損害賠償責任を追及されるケースが少なくありません。このため、こうした事態に備えるための保険が普及しつつありますので、その税務について解説します。

    労務:「傷病手当金」について

    • 傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、健康保険の被保険者が病気やケガのために会社を休み、会社から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。本稿では、一般の企業が多く加入している「協会けんぽ」の傷病手当金を紹介いたします。
  • 経済トピックス経済情報ピックアップ
  • 茨城県経済の現況
    茨城県の基調判断全体…
    景気は、緩やかに持ち直している。
    先行きは、引続き緩やかに持ち直していく。
    企業等の景況感は製造業が「好転」超に転じ、非製造業も「悪化」超幅が縮小している。
    企業の生産活動…………
    持ち直している。
    設備投資…………………
    前年をやや上回っている。
    公共投資…………………
    持ち直しに一服感がみられる。
    個人消費…………………
    全体としては持ち直しつつある。
    住宅投資…………………
    持ち直している。
    雇用・所得情勢…………
    持ち直している。


  • 茨城県の主要経済指標
  • 筑波銀行インフォメーション  新生活応援スタートアップキャンペーン