筑波経済月報2019年 9月号
CONTENTS
- 表紙写真
河内町の稲穂 - 企業探訪
東部燃焼器具販売 株式会社- 代表取締役 岡田 晃 氏
- 水戸市に本社を置く東部燃焼器具販売株式会社は、1969年に創業し、「東部ガス プ・ラ・ザ」として、ガス器具の販売やメンテナンス事業を展開してきました。しかし、同社代表取締役の岡田氏は、「東部ガス プ・ラ・ザ」という長年親しまれてきた店名とともに、「東部燃焼器具販売」として社名をアピールすることも必要と考え、社内改革に踏み切りました。現在では、上場企業や大企業などと独自の協力体制を築くに至るなど、着実な歩みを進めています。お世話になった社長から学んだという言葉「『今』を戦えない者に、『未来』を語る資格は一切ない」を胸に刻み、果敢に挑戦する岡田社長の姿を取材しました。
- 支店長のわがまち紹介 -笠間市-
- わがまちが生んだ偉人 小野 友五郎
歴史ジャーナリスト 冨山 章一 氏 - 筑波ふれあい倶楽部会員紹介コーナー 会員ひろば
- 研究員レポート1
産総研技術移転および筑波大発ベンチャーに関する考察
― CYBERDYNEを中心として ―- 今回は、昨年3月に取り上げたCYBERDYNE㈱の最近の活動を紹介すると共に、産総研や筑波大の事例を再度分析し、その特徴を示していきたい。本稿が今後の大学や研究機関発のベンチャーの発展に向けた示唆となれば幸いである。
- 研究員レポート2
つくば市における「Society5.0」の実現に向けた実証実験の取り組み
〜 「世界のあしたが見えるまち」へ向けて 〜- Society5.0の実現を目指し、全国各地でその取り組みが本格化する中、茨城県つくば市では、”科学のまち”としての優位性を活かした先進的な実証実験と社会実装の取り組みを続けている。本稿では、まず、わが国が目指す社会像Society5.0について整理していきたい。次に、つくば市へのヒアリングをもとに、市内で行われている実証実験とそれに対する市の支援内容について紹介する。最後に、つくば市の今後の展望についてまとめたい。
- 研究のまち・つくばから「インフォメーション」
癌はどういう病気か ――癌で死なないために- 医学博士 長廻 紘 氏
- 経済トピックス・経済情報ピックアップ
- 茨城県経済の現況
景気は、一部に弱さがみられるものの、緩やかに持ち直している。
先行きは、緩やかに持ち直していく。
企業等の景況感は、全産業で「悪化」超が続いている。- 個人消費…………
- 緩やかに持ち直している。
- 住宅投資…………
- 下げ止まりつつある。
- 設備投資…………
- 前年を上回っている。
- 公共投資…………
- 持ち直しつつある。
- 雇用・所得情勢…
- 雇用は人手不足感が強い状況が続いているが、所得は悪化傾向にある。
- 企業の生産活動…
- 持ち直しつつある。
- 茨城県の主要経済指標
- 身近なまちの風景物語
- 佇む記憶
- 筑波大学芸術系教授・芸術専門学群長 野中 勝利 氏
- 筑波総研・銀行インフォメーション 筑波ふれあい倶楽部 特別講演会 道を極めた男たちの生きざまに学ぶ
- 筑波大学芸術専門学群 2018年度卒業制作
- 言祝ぎ
- 加藤 空 氏