筑波経済月報 2015年 6月号

CONTENTS

  • 今月の1枚
     水郷潮来のあやめと嫁入り舟
  • 企業探訪
     学校法人 晃陽学園

    • 理事長 齋藤 行信 氏
    • 学校法人 晃陽学園は、平成5 年4月に古河市に開校しました。同学園は、不況に強く、高い国家資格合格率を誇り、「食」と「医」のスペシャリストを長年輩出してきました。また、「大学も目指せる専門学校」としても名高く、専門技術を身に付けた学生の学び舎となっています。
  • 外部研究員寄稿
     植物工場ビジネスの可能性

    • 株式会社 日本経済研究所 地域本部 地域振興部 研究員 中山 朋恵 氏
    • 昨今、我が国において、生産年齢人口の将来的な減少による経済成長の鈍化が懸念される中、対応策の考案・実行は待ったなしの状況です。農業分野も例外ではなく、今後、人手不足による弱体化が危惧されつつあります。そのような状況の下、農産物の生産効率化等の観点より、植物工場ビジネスが注目されつつあります。今回は、我が国屈指の食糧供給地である茨城県における農業分野の新しいビジネスモデル、ひいては地域振興策の一項として、植物工場の今後の可能性について論じます。
  • 支店長のわがまち紹介-守谷市-
  • 科学の街「つくば」から サイエンス・インフォメーション (協力:つくば市OB人材活動支援デスク)
     喫煙による疾病と恐怖(前編)

    • 筑波大学名誉教授
    • 教育学博士
    • 芳賀 脩光 氏
  • 研究員レポート
    茨城県におけるインターンシップの効果と課題
     ~茨城県「アイデア提案型インターンシップ促進事業」の取組を事例に~

    • 平成26年度から茨城県県北振興課の事業である「アイデア提案型インターンシップ促進事業」の取組を紹介します。同事業は、主に大学生や専門学校生等の若者が、インターン生として県北地域内に事業所を置く企業へ派遣され、一定期間フルタイムで、企業が新しく試してみたい事業を共に実践するというものです。本稿では、インターンシップが企業の活性化にどのように結び付くかを明らかにします。
  • もしもし何でも相談コーナー
    経営:株式譲渡と事業譲渡

    • 株式譲渡は、法人全体の譲渡であり、株主の変更によりすべての資産・負債・取引上の契約等が譲渡側へ引き継がれることになります。今回は、株式譲渡の譲渡側における主なメリットとデメリットをご紹介します。

    税務:新たに創設された贈与税の非課税措置の活用

    • 平成27年度の税制改正では「結婚・子育て資金に充てるために金銭等を贈与した場合に、受贈者1人当たり1,000万円まで非課税とされる制度」が新たに創設されました。今回はその内容をご紹介します。
  • 経済トピックス経済情報ピックアップ
  • 茨城県経済の現況
    茨城県の基調判断全体…
    景気は、基調としては緩やかに持ち直しているものの、一部で弱い動きが続いている。先行きは消費税引上げ等の影響が和らぎ、緩やかに持ち直していく。
    企業等の景況感は下げ止まりつつあり、先行き持ち直す見通し。
    企業の生産活動…………
    緩やかに増加している。
    設備投資…………………
    前年並みとなっている。
    公共投資…………………
    減少している。
    個人消費…………………
    消費税率引上げに伴う駆込みの反動の影響から減少している。
    住宅投資…………………
    消費税率引上げに伴う駆込みの反動の影響から減少傾向にある。
    雇用・所得情勢…………
    持ち直している。


  • 茨城県の主要経済指標
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