筑波経済月報2016年 7月号

CONTENTS

  • 表紙写真
     雨引観音のアジサイ
  • 企業探訪
     稲毛田刃物工業株式会社

    • 代表取締役  稲毛田 信二 氏
    • 坂東市に本社を置く稲毛田刃物工業株式会社は、工業用機械刃物製造業界において日本で3本の指に入る高い技術を保有する企業です。「鉄は生きている」と語る同社代表取締役の稲毛田氏は、日進月歩で進化し続ける技術に対応するため、社員とともに技術向上の取り組みを進めています。
  • 外部研究員寄稿
     シリーズ:温泉地における地熱活用  第2回 バイナリー発電への期待(長崎県雲仙市/小浜温泉)

    • 株式会社 日本経済研究所 社会インフラ本部 インフラ部 研究員 平島 佳奈 氏
    • 長崎県雲仙市の小浜温泉は、マグマ溜まりに近いため、高温かつ豊富な湯が湧く温泉源が30程もある。この自然資源である温泉の湧出量の約7割はこれまで未利用であったが、これらを利用し、地域住民と産学官が一体となって温泉バイナリー発電を中心とした地域活性化を目指している。
  • 支店長のわがまち紹介  -八千代町-
  • 筑波ふれあい倶楽部会員紹介コーナー 会員ひろば
  • 外部寄稿
     中小企業のM&A動向と地域金融機関の役割

    • 株式会社 日本M&Aセンター 執行役員 統括事業本部 金融法人部長 鈴木 安夫 氏
    • 全国的に、日本企業が関与するM&Aの件数は、2015年度は、3,071件と直近では2011年度をボトムとして再び増加傾向にある。このデータはあくまで公表されているM&Aの件数をカウントしたものであって、しかも上場企業も当然含まれる。売り手買い手双方が未上場企業であった場合、公表されない件数も結構多いことから、実態の数字としては、おおよそ公表数字の2~3倍と言われている。
  • 研究員レポート
     “サイエンスシティつくば”から世界へのメッセージ
     ~つくば市で開催された「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」について~

    • 日本の科学技術そして“サイエンスシティつくば”を、G7各国の大臣・官僚にアピールする絶好の機会となった「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」が、2016年5月15~17日につくば市のつくば国際会議場で開催された。数多くの研究機関、豊富な研究人材が集積するつくば市において、G7各国の科学技術大臣・官僚が会する国際会議を開催できたことは、つくば市、茨城県そして科学技術外交を標榜する我が国にとって歴史的なことである。
  • 科学の街「つくば」から サイエンス・インフォメーション (協力:つくば市OB人材活動支援デスク)
     KEKにおける放射線防護の事始め

    • 高エネルギー加速器研究機構 名誉教授
      茨城県立医療大学 名誉教授
      NPO法人放射線安全フォーラム 最高顧問 加藤 和明 氏
  • もしもし何でも相談コーナー
    経営:経理業務改善のためのプロセスマネジメント

    • 経理業務の重要性を、再確認してみましょう。経理業務は間接業務であるからこそ、安心して遂行される状況が求められています。

    労務:「女性活躍推進法」について

    • 今回は、女性の職業生活における活躍を迅速かつ重点的に推進し、豊かで活力ある社会を実現することを目的として制定された「女性活躍推進法」について解説します。
  • 経済トピックス経済情報ピックアップ
  • 茨城県経済の現況
    茨城県の基調判断全体…
    景気は、一部に弱い動きが続いているが、緩やかに持ち直している。
    先行きは、緩やかに持ち直していく。
    企業等の景況感は製造業を中心に「悪化」超幅が拡大している。
    企業の生産活動…………
    弱含んでいる。
    設備投資…………………
    前年並みとなっている。
    公共投資…………………
    持ち直しつつある。
    個人消費…………………
    一部で弱い動きが続いているものの、全体としては底堅く推移している。
    住宅投資…………………
    持ち直しつつある。
    雇用・所得情勢…………
    持ち直している。


  • 茨城県の主要経済指標
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