筑波経済月報2017年 10月号
CONTENTS
- 表紙写真
笠間稲荷神社と菊まつり - 企業探訪
パットラス 株式会社- 代表取締役 CEO 後藤 典夫 氏
- 水戸市に本社を置くパットラス株式会社の後藤社長は、「パッケージ革命」といえるほど食品・包装業界に大きな影響を与えた「テトラ型立体包装Pattruss®(パットラス)」を開発しました。これは、平成15年に同氏が設立した有限会社水戸菜園が生産するベビーリーフなど柔らかい野菜を潰さず、新鮮なままでお客様に届けたいという想いから誕生したものです。
現在、国内外でパットラスの需要が高まっており、同氏は「今後、世界中にパットラスの魅力を広めていきたい」と語っています。
- 外部研究員寄稿
インフラPPPの課題と今後 ~海外水道事業からの参考~- 株式会社 日本経済研究所 社会インフラ本部 部長 望月 美穂 氏
- 我が国の公的プロジェクトへのPPP/PFI導入は、PFI法が整備された平成11年からPFI事業だけでも平成28年度時点で累計600件を超え、官民連携の手法が広がってきている状況にある。近年は、社会インフラの老朽化が大きな課題となっており、これら分野への官民連携も検討が進められているところである。
- 支店長のわがまち紹介-北茨城市-
- 筑波ふれあい倶楽部会員紹介コーナー 会員ひろば
- 海外レポート
上海駐在員日記(その3)- 茨城県上海事務所 海野 仁男 氏
- 研究員レポート
茨城県の地域医療構想の動向
~病床機能報告制度からみる地域包括ケアへの取り組み状況~- わが国は急速に高齢化が進んでおり、いわゆる「団塊の世代」が75歳以上となる2025年には総人口に占める後期高齢者の数は3割に達する。これに伴い医療・介護ニーズが増大し、現在の医療提供体制では対応しきれないとされている。
本稿では、地域医療構想等について説明を行った後に、将来の医療提供体制に向けて、県内の医療機関がどうのように取り組んでいるか、直近のデータをもとに分析してみたい。
- わが国は急速に高齢化が進んでおり、いわゆる「団塊の世代」が75歳以上となる2025年には総人口に占める後期高齢者の数は3割に達する。これに伴い医療・介護ニーズが増大し、現在の医療提供体制では対応しきれないとされている。
- 科学の街「つくば」から サイエンス・インフォメーション (協力:つくば市OB人材活動支援デスク)
日本文化と「クールジャパン」の原点と真実- 筑波大学名誉教授
- 三井 秀樹 氏
- もしもし何でも相談コーナー
税務:中小企業向け設備投資支援税制(2)- 前号では、平成29年度の税制改正で拡充された「中小企業経営強化税制」について解説しました。今号では同様に拡充された「固定資産税の特例」について、「中小企業経営強化税制」との相違点や共通点を交えて解説します。
労務:育児・介護休業法改正について
- 育児・介護休業法は平成28年に大きな改正があり、平成29年1月1日に施行されたばかりですが、待機児童の問題を受けて、育児休業期間を2歳まで再延長できることを主な内容とした改正が、平成29年10月1日から施行されます。
- 経済トピックス・経済情報ピックアップ
- 茨城県経済の現況
- 茨城県の基調判断全体…
- 景気は、緩やかに持ち直している。
先行きは、引続き緩やかに持ち直していく。
企業等の景況感は製造業、非製造業ともに「悪化」超幅が拡大している。 - 企業の生産活動…………
- 緩やかに増加している。
- 設備投資…………………
- 前年をやや上回っている。
- 公共投資…………………
- 高水準ながら減少している。
- 個人消費…………………
- 全体としては持ち直しつつある。
- 住宅投資…………………
- 減少傾向にある。
- 雇用・所得情勢…………
- 着実に改善している。
- 茨城県の主要経済指標
- 筑波総研インフォメーション 筑波ふれあい倶楽部のサービスのご紹介
- 筑波銀行インフォメーション 筑波銀行第19回企画展 香しきエキゾチシズム 洋画家 町田博文展 ―欧州の光と風と―