筑波経済月報2018年11月号
CONTENTS
- 表紙写真
永源寺の紅葉 - 企業探訪
根本電興 株式会社- 代表取締役 根本 暁生 氏
- 茨城県常陸太田市に本社を構える根本電興株式会社は、地域に貢献し続ける電気工事会社として、今年で創業70周年を迎えました。同社は技術力の高い20~30代の若手社員が多く在籍しており、非常に勢いのある会社です。震災時に「電気工事会社なのに、電気が使えない」という状況に直面した同社は、震災から2年後、非常用電源装置「あんしん君」を開発しました。さらに、その後、非常時の大規模電力需要にも耐え得る産業用電源装置「お天道さんの恵み」を開発するなど、お客さまに技術と安心をサービスし続けています。
- 支店長のわがまち紹介-水戸市-
- わがまちが生んだ偉人 豊田 芙雄
歴史ジャーナリスト 冨山 章一 氏 - 筑波ふれあい倶楽部会員紹介コーナー 会員ひろば
- 研究員レポート1
第60回 企業経営動向調査 2018年7月~9月- 景況天気図は、全産業で前回調査(2018年4~6月)実績から改善し「薄曇り」となった。景況天気図平均値は、全産業で△3と前回調査実績比4ポイント改善した。この内訳をみると、売上・生産DIは△3.7と同2.9ポイント改善し「減少」超幅が縮小、経常利益DIは△4.4と同5.8ポイント改善し「減少」超幅が縮小、資金繰りDIは△1.3と同3.3ポイント改善し「悪化」超幅が縮小した。
- 研究員レポート2
コスト上昇に対する販売価格への転嫁に関するアンケート- 茨城県内の企業に対し、過去1年以上に亘り同様の製品・サービスを提供しているものを調査対象とした「コスト上昇に対する販売価格への転嫁に関するアンケート」を行ったところ、回答企業の6割超で1年前に比べてコストが上昇している。そのうち8割超の企業で上昇率は10%未満であった。
- 研究のまち・つくばから「インフォメーション」
摩擦・摩耗・潤滑制御技術(トライボロジー)- 元産業技術総合研究所(産総研) 梅田 一徳 氏
- 5分で学ぶ 経営法律知識
税務:「自筆証書遺言の利便性が向上します」- 民法の相続に関する規定(相続法)等の改正案が今年7月に成立しました。今回の相続法分野に関する改正は、約40年ぶりの大きな見直しとも言われており、特に、近年ブームを迎えていると言われる「終活」の根幹である遺言書の作成に大きな影響を与えるとみられています。
労務:「過労死等の防止について」
- 「過労死等」とは、業務における過重な負荷による脳・心臓疾患、業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡、これらの脳・心臓疾患や精神障害のことです。本稿では、過労死等を防止するために事業主が取組むべきことを中心に解説していきます。
- 経済トピックス・経済情報ピックアップ
- 茨城県経済の現況
- 茨城県の基調判断全体…
- 景気は、緩やかに持ち直している。
先行きは、引続き緩やかに持ち直していく。
企業等の景況感は、「悪化」超幅が縮小している。 - 個人消費…………………
- 全体としては持ち直しつつある。
- 住宅投資…………………
- 減少傾向にある。
- 設備投資…………………
- 前年を上回っている。
- 公共投資…………………
- やや減少傾向にある。
- 雇用・所得情勢…………
- 着実に改善している。
- 企業の生産活動…………
- 増加に一服感がみられる。
- 茨城県の主要経済指標
- 身近なまちの風景物語
撫でる像- 筑波大学芸術系教授・芸術専門学群長 野中 勝利 氏
- 筑波総研・銀行インフォメーション 平成30年度 地財活用アイデア大会
- 筑波大学芸術専門学群 2017年度卒業制作
うつろいゆく- 渡邊 絢音 氏