筑波経済月報2018年12月号
CONTENTS
- 表紙写真
日立シビックセンターとイルミネーション - 企業探訪
株式会社 南海プリーツ- 代表取締役 吉波 剛 氏
- 茨城県牛久市に本社を構える株式会社南海プリーツは、婦人服や子ども服、学生服のほか、救急車の窓につけるカーテンなどインテリアも含めたプリーツ加工を得意とする企業です。パリコレ出展ブランドからも熱い信頼を受け、コレクションの製作サポートをしています。また、G7伊勢志摩サミットで使用されたVIP車両の窓カーテンの製作、歌手の舞台美術装飾品の提供など、幅広い分野から同社のプリーツ加工技術に注目が集まっています。今後は世界一と称される日本の高いプリーツ加工技術を海外市場へ積極的にアピールしたいと語る同社3代目の社長、吉波剛氏の熱い想いをお聞かせいただきました。
- 支店長のわがまち紹介-かすみがうら市-
- わがまちが生んだ偉人 折本 良平
歴史ジャーナリスト 冨山 章一 氏 - 筑波ふれあい倶楽部会員紹介コーナー 会員ひろば
- 研究員レポート1
つくばにおけるベンチャー企業支援の取り組みに関して
― 起業支援者へのインタビューと起業家からの意見 ―- 今回は茨城県のつくばエリアに所在するベンチャー企業への支援の取り組みをお伝えしたい。まず、つくばエリアに所在するベンチャー企業を支援する機関の担当者にご登場願い、それぞれの考えをご紹介頂く。次に、ベンチャー支援と金融機関の起業支援等に焦点をあて、支援機関の担当者がベンチャー支援について、実際にどのように考えているか示す。最後に、連続起業家の筑波大学生と対談し、先の支援機関の担当者に尋ねた事項について検討していきたい。
- 研究員レポート2
「道の駅」から地方創生の風を(後編)
~ 茨城県内の重点「道の駅」にみる産業振興策 ~- 本レポートでは、茨城県内で重点「道の駅」に指定されている「ひたちおおた」と「常陸大宮」の各「道の駅」を束ねる駅長にインタビューを行い、施設の概要や特徴、独自の取り組み内容やその効果と課題、今後の展望などをまとめる。前編(「筑波経済月報2018年9月号」に掲載)では「ひたちおおた」を紹介した。後編では「常陸大宮」の取り組みを紹介していきたい。
- 研究のまち・つくばから「インフォメーション」
これからの日本を担うグローバル人材の育成- 元 株式会社 日立プラントテクノロジー 常務理事、モノづくり統括本部長 益田 利男 氏
- 5分で学ぶ 経営法律知識
税務:「消費税率引上げに伴う経過措置」- 消費税率8%から10%への引上げ時期は平成31年10月1日1とされていましたが、本年10月の閣議において改めて予定通り引上げることが表明されました。本稿では、引上げに伴い設けられている経過措置のうち、中小企業の実務において留意する点を概説します。
労務:「年次有給休暇の計画的付与制度について」
- 働き方改革法案の成立により、平成31年4月から、全ての企業において、年間で10日以上の有給休暇が付与される労働者のうち、消化日数が5日未満の労働者に対しては、使用者が時季を指定して、毎年5日の有給休暇を与えることが義務化されました。本稿では、年次有給休暇の時季指定義務の対応として有効な年次有給休暇の計画的付与制度について解説していきます。
- 経済トピックス・経済情報ピックアップ
- 茨城県経済の現況
- 茨城県の基調判断全体…
- 景気は、緩やかに持ち直している。
先行きは、引続き緩やかに持ち直していく。
企業等の景況感は「悪化」超幅が縮小している。 - 個人消費…………………
- 緩やかに持ち直している。
- 住宅投資…………………
- 減少している。
- 設備投資…………………
- 前年を上回っている。
- 公共投資…………………
- 下げ止まりつつある。
- 雇用・所得情勢…………
- 雇用は着実に改善しているが所得は増勢が鈍化している。
- 企業の生産活動…………
- 増加に一服感がみられる。
- 茨城県の主要経済指標
- 身近なまちの風景物語
曲がる誘い- 筑波大学芸術系教授・芸術専門学群長 野中 勝利 氏
- 筑波銀行インフォメーション 筑波ふれあい俱楽部 第6期 次世代経営塾 入塾のご案内
- 筑波大学芸術専門学群 2016年度卒業制作
幽かな永遠の夢Ⅱ- 宮守 春佳 氏