筑波経済月報2020年5月号
CONTENTS
- 表紙写真
小美玉市のダイヤモンド筑波 - 企業探訪
株式会社 丸昌- 代表取締役社長 北田 承治 氏
- 茨城県坂東市に本社を置く株式会社丸昌は、環境に配慮したプラスチック再生原料をもとに、硬質ポリ塩化ビニル再生パイプ(以下、塩ビ再生パイプ)などを製造・販売しています。現在、リサイクル製品の需要増加が追い風 となり、同社は関東で唯一、塩ビ再生パイプを製造する企業として注目されています。先行きが不透明な時代だからこそ「考動」し、企業価値を高めたいとする同社社長北田氏の熱い想いをお聞かせいただきました。
- 支店長のわがまち紹介 -行方市-
- わがまちが生んだ偉人 内田 信也
歴史ジャーナリスト 冨山 章一 氏 - 筑波ふれあい倶楽部会員紹介コーナー 会員ひろば
- 研究員レポート1
第66回 企業経営動向調査 2020年1~3月- 景況天気図は、全産業で前回調査(2019年10~12月)実績同様「曇り」となった。景況天気図平均値は、全産業で△21と前回調査実績に比べ5ポイント悪化した。この内訳をみると、売上・生産DIは△30.8と同12.1ポイント悪化し「減少」超幅が拡大し、経常利益DIは△24.4と同4.2ポイント悪化し「減少」超幅が拡大し、資金繰りDIは△8.6と同0.4ポイント悪化し「悪化」超幅が拡大した。
- 研究員レポート2
2020年度 賃金に関するアンケート- 茨城県内企業における2020年度の賃金の支払い方針について、「賃上げを行う予定である」と回答した企業の割合は38.3%と、前回の18年度(18年3月調査、以下前回調査)に比べ12.8ポイント低下した。昨年秋以降、米中貿易紛争に伴う世界経済の減速や消費税率の引上げ前の駆込み需要の反動減、新型コロナウイルス感染症の拡大等による一段の景気の悪化から、企業の売上・生産が落込み、人手不足感が緩和している。そのため、「賃上げを行う予定である」と回答した企業の割合は前回調査に比べ全体的に低下している。
- 研究のまち・つくばから「インフォメーション」
LSIの話
―IoT社会を支えるハードウエア― (後編)- 元 産業技術総合研究所・工学博士 鈴木 英一 氏
- 経済トピックス・経済情報ピックアップ
- 茨城県経済の現況
景気は、弱い動きがみられる。
先行きは、新型コロナウイルス感染症が県内経済に与える影響の広範化が懸念される。
企業等の景況感は、「悪化」超幅が大きく拡大している。- 個人消費…………
- 一部で弱含んでいる。
- 住宅投資…………
- 減少している。
- 設備投資…………
- 製造業を中心に前年をさらに下回っている。
- 公共投資…………
- 持ち直している。
- 雇用・所得情勢…
- 足もと人手不足感が緩和しているが、所得は持ち直しが続いている。
- 企業の生産活動…
- 弱含んでいる。
- 茨城県の主要経済指標
- 身近なまちの風景物語
- 見上げる足取り
- 筑波大学芸術系教授・芸術専門学群長 野中 勝利 氏
- 筑波総研インフォメーション スマホ決済を、銀行が変える。
- 筑波大学芸術専門学群 2018年度卒業制作
- boxed-in blocks
- 速水 一樹 氏